おせち料理の中身の意味とは

おせち料理は縁起物なので、やはりお正月には欠かせない食べ物です。それぞれの家庭で好みのものを入れたりもしますが、おせち料理の定番の中身には、きちんと意味があります。その意味を知って、想いを噛みしめながら味わってみましょう。中でも定番中の定番となっている数の子は、卵がたくさんついているので子孫繁栄を意味しています。

数の子のように子どもがたくさん産まれて家系が代々続いていきますように、という意味が込められています。にしんの卵なので「二親健在」という語呂合わせでもあるようです。おめでたい時の配色と言えば紅白なので、紅白かまぼこや紅白なますもおせち料理には入っています。配色の赤はめでたさや慶び、白は神聖を表しています。

ちなみに紅白なますは水引きをかたどったもので、お祝いの水引きは何度もお祝いが続きますようにという意味と、なますの根菜のように根を張るという願いもあります。海老は腰が曲がるまでずっと長生きできますように、とされています。これは特におじいちゃんやおばあちゃんに食べてもらいたいです。大晦日からお正月にかけてよく作られる煮しめには家族が仲良く結ばれますようにと意味が込められ、具材にもそれぞれ意味があります。

里芋は子孫繁栄、たけのこは子どもがすくすく育って将来の出世を願っていて、れんこんは将来を見通せるようにとされています。ごぼうは根を深く張って永遠に続きますようにと縁起を担ぎ、たたきごぼうは身を開くことから開運とされています。年に一度のこととなるお正月におせち料理は、新たなスタートを切るのにピッタリです。これを食べて良い1年を始めて行きましょう。

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